はじめに
タイブレーク制ってなに? そんな疑問をいだいたことはないでしょうか?
タイブレーク制とは、簡潔に説明すると決着のつきづらい試合を長引かせないよう、決着をつけさせるための仕組み。
それでは、タイブレーク制の仕組みや何回から適応されるのか、詳しく解説していきます。
タイブレーク制とは
- 決着がなかなかつかない、試合に対して早く決着をつける
- リーグ戦結果に順位をつける(同点を避ける意味で)
- 選手への負担軽減
といえるでしょう。
タイブレーク制度とルールの違い
タイブレーク制度が導入されているのは、「高校野球」と「MLB(メジャーリーグ)」です。 「NPB(日本プロ野球)」では未導入!! また、タイブレークのルールには、違いがあること
高校野球
9回裏を終えた時点で、同点の場合10回からタイブレークが開始されます。
打順は、9回終了時の打順が引き継がれます。
走者は、無死(ノーアウト)1塁・2塁の状態から試合が始まります。
また、走者は打席に立つバッターの前の打順を打っている者が1塁・2塁 走者となります。
下記にて例)を
試合は決着がつくまでおこなわれます。
MLB(メジャーリーグ)
9回裏を終えた時点で、同点の場合10回からタイブレークが開始されます。
打順は、9回終了時の打順が引き継がれます。
走者は、無死(ノーアウト)2塁の状態から試合が始まります。
また、走者は打席に立つバッターの前の打順を打っている者が1塁・2塁 走者となります。
試合は決着がつくまでおこなわれます。
高校野球とMLBのタイブレークの違いは、塁における走者の数 という点です。
NPB日本プロ野球にタイブレークはあるの??
NPB日本プロ野球では、現在もタイブレーク制は導入はされていないのです。
しかし、導入案がでていることもあり、2025年以降、導入される時が近いのではないでしょうか。
皆さんはタイブレーク制をどうお考えですか?
私個人の意見としては、タイブレーク制は大いに賛成の考えです。理由は、同点のまま延長戦へともつれ込んでも、なかなか点が入らず、引き分けで試合が終了するケースが多くあります。試合展開や勝敗がつきやすい、選手への負担軽減という意味では、タイブレーク制があったほうがよいのではないでしょうか
タイブレークを経験した少年野球時代を語る
私自身、17~18年ほど前に少年野球でタイブレークを経験しました。
かすかな記憶ですが、当時はランナー満塁で4番バッター(私)からタイブレークが始まるものでした。
試合は1回で決着がつかず、2回目のタイブレークまで行いました。
私は状況が全く把握していなかったのか、1回目の打席では目に涙を浮かべながら打席に立っていたようです。
当時、最後の夏だったため小学生の私からしたら、タイブレークで打席に立つというのは、今思うととてもプレッシャーを感じるものだったはずです⚾
まとめ
- 高校野球とMLBではタイブレークのルールにおいて、塁上の走者数に違いがある。
- 2024年現在まで、NPBではタイブレークが未導入である。が、導入案もでている⁉
最後までご覧いただき、ありがとうございます。