はじめに
商品ご紹介に入る前に。
現代では「Type-A」、「Lightning(ライトニング)」も多くみられますが、なにより『Type-C』接続口のスマートフォン、充電器などが増えてきています。
「Lightning(ライトニング)」タイプのスマートフォンから『Type-C』接続口のスマートフォンに買い替えたとき、今まで使用していた充電器が使いづらくなったり、使っているケーブルが接続口に合わなくなり、悩んだことはありませんか?
ネットを見ていると、たくさんの「充電器」が並んでいてどれを選んでいいか分からない、「1ポート・2ポート・3ポート」や「総出力数」などで悩んでしまう「ブランド」はどこがよいのかなど、悩むことも多々あるのではないでしょうか?
下記では、そのような多くの悩みをふまえて、ご紹介しています。
また、充電ケーブルについても、後半でご紹介しています。
購入前に確認してほしいこと
PD充電対応とは
Power Delivery(パワーデリバリー)の略で、『Type-C』に対応した給電規格であり、1本のUSBケーブルで最大100Wの電力を供給できる給電規格です。接続機器に合わせて電力を自動調整してくれます。
まずは、”PD充電対応”の充電器を選び、購入すべきです!!
各機器の必要出力数について
※各機器を充電するため、必要な総出力W数です。
- スマートフォンの場合:18W~30W
- タブレットの場合:30W~
- ノートパソコンの場合:45W~60W
例1) スマートフォンとタブレットを充電したい場合、ポート数に限らず、総出力数がタブレットの最低出力数の30W以上が必要といえます。
例2)ノートパソコンを充電したい場合、総出力数が45W以上が必要であるが、同時にスマートフォンを充電したい場合には、総出力数が60W以上が必要といえます。2ポート以上だと充電した時、ご存じの通り出力が分散されます。そのため、総出力が45Wであっても、スマートフォンとノートパソコンを同時充電することで、ノートパソコンの最低Wである45Wに到達できず充電ができませんので、要チェックな項目です
充電器のポート数について
充電したい機器の数に合わせて、ポート数を選ぶようにしましょう。
しかし、単純に多く充電できるからといって、3ポートを選ぶのは避けたほうがよいでしょう。
理由は、ポート数が多いほど出力W数が分散されるからです。それにより、スマートフォンの他にタブレットやノートパソコンを充電したいと考えた場合、充電が遅くなったり、そもそも必要W数が足りず、充電ができない、なんてことが起こりえます。
ポートが多いほど、総出力W数は高いものを選びこの1つで、なんでも充電できる形をとることがおすすめでしょう。
商品の特徴と筆者の感想を添えてご紹介します。
是非参考に
【充電器】 ご紹介
Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)
- ブランド:Anker
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』
- 2ポート 最大47W
- PD急速充電対応
2ポート使用で、27W&20Wを出力し、スマートフォンとタブレットを同時に充電するにも十分な出力です。何より、総出力が47Wのため、1ポート単体で使用することで、ノートパソコンを充電することも可能です! スマートフォンとタブレットの2端末を充電したい場合には利便性があり、充電速度も十分ですので、一押しの商品です!
エレコム 充電器 65W 2ポート
- ブランド:エレコム
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』
- 2ポート 最大65W
- PD急速充電対応
筆者のMiが、愛用している商品です!この商品を愛用している大きな理由は、1ポートで最大出力65Wであり、2ポートで45W&20Wを出力することです。 また、何よりノートパソコン利用者からすると、45W~65Wの出力は必須であるためです。 45Wの出力でノートパソコンを充電、20Wの出力でスマートフォンやタブレットを充電‼ 非常に使い勝手と持ち運びが良いです。 ノートパソコンを利用している方には、特におすすめです。
Anker PowerPort III
- ブランド:Anker
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』×2 「Type-A」×1
- 3ポート 最大出力65W
- PD急速充電対応
PD対応の『Type-C』ポートを使用時、最大45W&20Wの出力で急速充電が可能。2つの『Type-C』と「Type-A」ポートを同時に使用すると、最大40W&12W&12Wの出力で、幅広く機器を3台同時に充電できます。 充電したい各機器を、3ポートで出力数に合わせて使いまわせることが、なにより利便性があるといえます。 スマートフォンやタブレットを複数所有している場合、3ポートを同時に使用したとしても、十分な充電速度でしょう。
CIO NovaPort TRIOⅡ 『Type-C』「Type-A」 3ポート
- ブランド:CIO
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』×2 「Type-A」×1
- 3ポート 最大出力67W
- PD急速充電対応
PD対応の『Type-C』1ポートを使用で、最大出力の67Wのため、ノートパソコンの充電が可能! また、『Type-C』1ポートと「Type-A」ポートの2ポートを同時に使用した場合には、最大45W&18Wの出力。 3ポートを使用した場合には、トータル総出力が60Wとなります。 (C1=45W出力/【C2+A1=15W⇇2ポートで15Wの出力】ですので、やや速度は遅く感じるでしょう。) 「Type-A」を1ポートでも使用したい場合には、とてもおすすめの商品ですが、「Type-A」はPD急速充電に対応していないため、『Type-C』をメインに使用することをおすすめします。
Anker Nano II
- ブランド:Anker
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』
- 1ポート 最大出力65W
- PD急速充電対応
この1つのポートで、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンまで急速充電対応が可能。 複数の機器を同時充電はできないものの、充電速度を考えれば、充電機器の切り替えをうまく行えれば、非常に有能な商品といえるでしょう。余分となる接続口がなくなる点も良いですね! また、出力数があるのにも関わらず、軽く・小さいため持ち運びも楽ですね。
エレコム 充電器 45W 2ポート
- ブランド:エレコム
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』
- 2ポート 最大45W
- PD急速充電対応
先ほど、ご紹介した「エレコム 65W」の45W版というとわかりやすいでしょう。 2ポート利用で、最大25W&20Wの出力ですので、スマートフォンとタブレットを同時充電したい方には、おすすめの出力です! 出力数も大きすぎず、快適に利用できるといえますね。
Anker 521 Charger (Nano Pro)
- ブランド:Anker
- 折りたたみ不可
- 接続口『Type-C』
- 2ポート 最大40W
- PD急速充電対応
2ポート利用で、20W&20Wの出力。安定してスマートフォン、タブレットを充電できます。 総出力数が40Wですので、タブレットも十分に充電ができます。プラグの折りたたみが出来ない商品ですが、使用場所を考慮すれば、その点も気にならないかもしれませんね。
エレコム 充電器 65W 3ポート
- ブランド:エレコム
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』×2 「Type-A」×1
- 3ポート 最大65W
- PD急速充電対応
「Type-A」の充電ケーブルを使用したい場合には、3ポートかつ1ポートが「Type-A」の商品は欠かせません。 使用勝手の非常に良い充電器といえるでしょう。 また、3ポート使用時は、45W&7.5W&7.5Wの出力分配となります。
CIO NovaPort TRIOⅡ 『Type-C』3ポート
- ブランド:CIO
- 折りたたみ式プラグ
- 接続口『Type-C』×3
- 3ポート 最大出力67W
- PD急速充電対応
接続口がなんと『Type-C』×3あるというのが特徴!! 『Type-C』しか使わないという使用者にはおすすめです。3ポート使用時には、30W&20W&10Wが分散され出力されます。私自身も、気になる商品の一つです。
充電ケーブルはこれ!!
充電ケーブルも非常に大事です。
『Type-C』のものであれば、「PD対応」「出力数100W」「シリコン素材」を選びましょう。
それでは、おすすめの商品をご紹介します。
Anker PowerLine III
- ブランド:Anker
- 『Type-C』&『Type-C』
- 最大出力100W
- 結束バンド付き
- PD対応
- シリコン素材
- 絡まない
- 0.9mと1.8m
すみませんが、悩む間もなくこれ一択ですね。愛用しておりますが、「最大出力100W」「PD対応」「シリコン素材」といった点でパーフェクトなんです。 また、ケーブルの長さですが、0.9mと1.8mがありますので、ご調整ください。シリコン結束バンドがついていますので、束ねる点も優秀です!ただし『Type-C』&『Type-C』ですので、ご購入前にお手元及び、購入前の充電器を確認してください。
Anker PowerLine lll
- ブランド:Anker
- 「Lightning(ライトニング)」&『Type-C』
- PD対応
- 各機器への急速充電対応
- 結束バンド付き
- シリコン素材
- 絡まない
- 0.9mと1.8m
やはり、「Lightning(ライトニング)」充電器を使用している方は多いでしょう。接続口が『Type-C』のものであれば、各機器への急速充電が可能です。何度もご紹介しますが「シリコン素材」ですので、絡まず、使い勝手は最高です。
Anker USB-C & USB-A
- ブランド:Anker
- 「Type-A」&『Type-C』
- 15W出力
- 結束バンド付き
- シリコン素材
- 絡まない
- 0.9mと1.8m
「Type-A」にも対応しているケーブルもございますので、是非お買い求めください!
まとめ
- PD対応の充電器であること
- スマートフォンの場合:18W~30W / タブレットの場合:30W~ / ノートパソコンの場合:45W~60W をおさえておく
- 総出力はポートが多いほど、同時接続時に分散される。ノートパソコンを充電したい場合には特に総出力には注意が必要!
- スマートフォンとタブレットを同時充電したい場合には、「2ポート総出力45W」「3ポート総出力65W」がおすすめ!!
- 総出力には65Wを超えるものも存在しますが、基本的には65Wまでのもので十分でしょう。あまりにもWが高いと、スマートフォンに負荷がかかる場合もあります。
- ノートパソコン用に「1ポート」「65W」の充電器と、別でスマートフォン用の「2ポート」「45W」を持つことも1つおすすめします。理由として、65Wの充電器で同時接続をした場合、ノートパソコンへは最低Wである45Wでしか充電ができないため、使用時の接続では十分に充電がされないでしょう。
- 充電器は「Anker」と「エレコム」がおすすめ!
- 充電ケーブル選びでは、「PD対応」「出力数100W」「シリコン素材」を選びましょう。
- 充電ケーブルは「Anker」がおすすめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。