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野球 守備位置をわかりやすく 守備シフトとは?解説 / 野球の成績見方を解説

はじめに、本記事は、「守備シフト」と「各成績」を詳しく解説している記事となっています。

本記事でご紹介する「各成績」とは(打点・得点・長打率・出塁率・OPS・QS・HQS・奪三振率・K/BB・WHIP・WAR)となります。

目次

守備位置

投手(ピッチャー)/ 捕手(キャッチャー)/ 一塁手(ファースト)/ 二塁手(セカンド)

三塁手(サード)/ 遊撃手(ショート)/ 左翼手(レフト)/ 中堅手(センター)/ 右翼手(ライト)

守備シフト

Ai(読者)

守備シフトってよく耳にするけど、ルールはあるの~?

Mi

もちろんだよ!内野手は2塁ベースを両側に2:2に位置していなければならないんだ。 下記で解説していくね。

MLBでは2023年シーズン開始から」・「NPBでは2024年シーズン開始から」守備シフトの厳格なルールが設けられました。

内野・外野の境目である部分(土と芝)を、内野手が外野の芝に出て守ることはできず、土の部分に両足を置いて守らなければなりません。

また、二塁ベースの両側に2:2で位置しなければならず、二塁ベースを超えて3:1などの極端な守備シフトは、禁止されており、万が一怠った場合は、下記のペナルティが適用されます。

守備側チームが違反した場合、投手の投球にはボールが宣告され、ボールデッドとなります。
ただし、打者が「安打・失策・四球・死球・その他」で一塁に達した時、他の全走者が少なくとも1個の塁を進んだ時には、規則違反とは関係なく、プレイは続けられます。万が一違反した後に、他のプレイ(たとえば、犠牲フライ、犠牲バントなど)があった場合は、攻撃側の監督は、そのプレイが終わってからただちに、違反行為に対するペナルティの代わりに、そのプレイを生かす旨を球審に通告することができます。

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2024年度 野球規則改正 | NPBからのお知らせ 日本野球機構(NPB)オフィシャルサイト。プロ野球12球団の試合日程・結果や予告先発、ドラフト会議をはじめ、事業・振興に関する情報を掲載。また、オールスター・ゲームや...

各成績

Mi

下記では、すべての成績を解説しているわけではありません。私個人が、気になる調べたいと思った成績を、記録しています。


打点・得点

打点:打者として、走者をホームに返した数

得点:走者として自身がホームインした回数

Q. 例)ランナー2塁の場面で打者がヒットを打ち、2塁ランナーがホームインした場合

A. 打点:1 得点:0  ヒットを打った打者に、打点1がつきます

A. 打点:0 得点:1  2塁ランナーに、得点1がつきます


Q. 例)ランナー満塁の場面で打者がホームランを打ち、走者・打者の全員がホームインした場合

A. 打点:4 得点:1  ホームランを打った打者に、打点4+得点1がつきます 

A. 打点:0 得点:1  ※ 各走者に、得点1がそれぞれにつきます。

長打率

長打率=塁打÷打数

打数は、打席数(バッターボックスに立った回数)から「四死球・犠打・犠飛・打撃妨害・走塁妨害」の数を除いた回数

塁打数は、「単打は1」「二塁打は2」「三塁打は3」「本塁打は4」これらの記録を足した数

出塁率

出塁率=(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)

四球や死球でも、出塁率を上げることができる。

打つだけでなく選球眼が良い選手は出塁率が必然的に上がっていきます。

OPS (On Plus Slugging「オーピーエス」)

OPS=出塁率+長打率 

評価基準として数値が高いほど、打者として優れている

QS (Quality Start「クオリティ・スタート」)

1試合で6イニング以上を投げ、自責点を3点以内に抑えた時を表す記録がQSである

先発投手を評価する指標の一つです。

HQS (High Quality Start「ハイ・クオリティ・スタート」)

1試合で7イニング以上を投げ、自責点2点以内に抑えた時を表す記録がHQSである

奪三振率

1試合平均(9イニング平均)の奪三振数を表す指標

奪三振率=奪三振数×9÷投球回

評価基準として、7.5から8.0であれば十分に高い部類に入り、9.0を超えると球団、球界を代表する緩急をうまく使えるエース級の投手といえます。

K/BB(奪三振K:strikeout)と(与四球BB:Base on Balls)「ケービービー」

K/BB=奪三振÷与四球 “三振と四球の比” 

投手の制球力を表す指標で、数値が高ければ高いほど奪三振数が多く、与四球が少ないといえる。

評価基準として、一般的な好投手であれば2.0を下回ることは少なく、優秀な投手であれば3.5を超えてきます。

WHIP (Walks plus Hits per Innings Pitched「ウィップ」)

1イニングあたり平均して何人の走者を出したかを表す数値

WHIP=(与四球+被安打)÷投球回 

1.00未満は球界を代表するエースといえ、度々タイトルを獲得する投手といえるでしょう。

1.20未満は常にローテーションを守れて、エース級の投手といえる。

1.40を上回るとやや改善の余地があるといえるでしょう。

WAR (Wins Above Replacement)「ウオー・ワー」

打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標

WARの計算は非常にややこしいもので、上記にあげてきました成績のように自らで気軽に、計算することは難しいといえます。そのため、WARの数値基準を下記に記します。

把握しておくだけで、結果を調べたときにどの程度か、理解することは容易であるでしょう。

・6.0以上:MVP

・6.0~5.0:スーパースター

・5.0~4.0:オールスター

・4.0~3.0:好選手

・3.0~1.0:レギュラー

・1.0~0:1軍控え

・0未満:2軍クラス


まとめ

守備シフトでは、内野・外野の境目である部分(土と芝)を、内野手が外野の芝に出て守ることはできず、土の部分に両足を置いて守らなければならない。 また、二塁ベースの両側に2:2で位置しなければならず、二塁ベースを超えて3:1などの極端な守備シフトは、禁止されている。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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