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野球 安全進塁権とは?ルールをわかりやすく解説

詳しい解説の前に、安全進塁権とはひとくくりで説明すると、「アウトにされることなく、進塁することができる」ことです。

Ai

といっても、パターンは単純ではないんじゃないの~?

Mi

そうなんです!4つのパターンの安全進塁権があるのです

それより、自己紹介をしていませんでしたね

Ai

あっ!はじめましてです♪ ハリネズミの「Ai(アイ)」です
これからは、皆さんの前にこうして現れることが多くあると思うので
よろしくです

Mi

よろしくね! それでは解説していきます。

目次

安全進塁権とは

安全進塁権が与えられた走者は、与えられた塁までアウトにされることなく、進塁することができます。しかし、安全に進塁できるからといっても、正規の走塁を怠ってはいけないのです。複数個の安全進塁権が与えられた場合も、通常の走塁・進塁と同様に一塁ベース→二塁ベース→三塁ベース→本塁(ホームベース)の順番に触れていかなければいけません。また、ベースの踏み忘れがあった場合も、踏み忘れたベースまで戻り、再度順番に走塁・進塁していかなければならない。

次に4つの安全進塁権を見ていきましょう。

テイクワンベース(1個の進塁)

  • 投球によるもので、暴投(ワイルドピッチ)捕逸(パスボール)がベンチやスタンドなどに入ってしまった場合
  • 捕手または球審のマスクやプロテクターなどの用具に、ボールが挟まってプレーが止まった場合
  • 投手がプレートを外さずに牽制球を投げた時にベンチやスタンドに球が入ってしまった場合
  • 捕手や野手が、帽子・グラブ・防具などを本来身に付けている箇所から”故意”に外し、投球に触れさせた場合
    • 走者は、帽子などがボールに触れた時、その位置を基準に1つ進む(なお、この間はボールインプレーとなる)
  • ボーク:ボールデッドとなり、安全進塁権となる
  • 野手がフライを捕った後、スタンドやベンチなどボールデッドになる箇所に倒れこんだり、入り込んだりした場合

テイクツーベース(2個の進塁)

  • フェアゾーンに入った打球が下記のようになった場合
    • バウンドしてスタンドに入ってしまった場合(通称:”エンタイトルツーベース”という)
    • 野手に触れて進路が変わったのち、スタンドに入ってしまった場合
  • 送球により下記のようになった場合
    • 送球がベンチやスタンドなど、ボールデッドとなる箇所に入った場合
    • フェンスの隙間や金網などに挟まって取れなくなった場合
  • 投手がプレートを外して、牽制球を投げた時にベンチやスタンドに入ってしまった場合
    • ※プレートを外した時は、投手は野手としての扱いになります
  • 野手が、帽子・グラブ・防具などを本来身に付けている箇所から”故意”に外して、投げつけるように送球に触れさせた場合
    • 走者は、帽子などがボールに触れた時、その位置を基準に2つ進む(なお、この間はボールインプレーとなる)

テイクスリーベース(3個の進塁)

  • 野手が、帽子・グラブ・防具などを本来身に付けている箇所から”故意”に外して、投げつけるように打球に触れさせた場合
    • 走者は、帽子などがボールに触れた時、その位置を基準に3つ進む(なお、この間はボールインプレーとなる)

本塁(本塁までの安全進塁権)

  • いわゆる柵越え本塁打
    • 柵越え本塁打と明らかに審判員が判断した打球が、観衆や鳥、野手が投げつけた、グラブ・帽子などに当たって落下し、進路が変わった場合

まとめ

投手がプレートに「ついているか」「ついていないか」で、進塁数(1ベース・2ベース)と変わることがわかりました。また、投手がプレートを外した時は、”野手”としての扱いになります。

・投手が投げた投球や牽制球に対しては、1ベースの進塁権

・内野手(プレートを外した投手も含む)の打球処理や送球に対しては、2ベースの進塁権

上記プレイに対して、[投球当時]から1つの進塁が認められます。

そのほか、グラブ・帽子などで、故意に送球や打球に触れた場合は、[ボールに触れた時]から進塁が認められます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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