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野球 ボールインプレーとボールデッドとは? 違い・ルールを解説

目次

はじめに

本記事では、ボールインプレーとボールデッドの違いについて解説します。 試合開始「プレイボール」から、ボールインプレーとボールデッドの状態が発生します。 また、ボールインプレーとボールデッドは大きく「試合が動いている状態」「タイムがかかった状態」に分けられます。 それでは、分けられた状態にどのような内容が含まれているのか、下記で詳しく解説していきます


ボールデッドとなるプレー

ボールデッドとは、プレーが止まっている状態を指します。(いわゆる、タイムのかかっている状態) 次のプレーがスタートするまでの間はどんなプレーも無効となります。

・デッドボール(死球)
・打撃妨害
・守備妨害
・ボーク
・反則打球
・ファウルボール
・打球に走者または審判が触れた時・審判によるタイム
(監督・コーチ・選手によるタイム要求、ケガによる処置、急な天候の変化、球場内に物・動物の侵入)
・申告敬遠
・故意落球

打撃妨害

守備側が打者の打撃行為を妨害した場合に、打者は一塁へ進塁することができます。

守備妨害

守備妨害のなかにも、「攻撃側の打者」 「攻撃側の走者」 「ベースコーチや攻撃側選手」 「審判員」 「観客」による妨害もあります。

「打者による守備妨害」

・捕手のプレイを妨害した場合

・打者がバットを投げて捕手に当たった場合

・アウトになったばかりの打者が野手を妨害した場合

・本塁における野手のプレイを妨げた場合

「走者による守備妨害」

・ファウルゾーンの打球を故意に狂わせた場合

・打球を処理している野手を避けなかった場合

・フェアゾーンでフェアボールに当たった場合

・送球を故意に妨げた場合

・アウトになった、または得点した走者が野手を妨害した場合

・併殺を阻止するために妨害した場合

走者が故意的に送球に当たった場合は、守備妨害でボールデッドになりますが、故意ではなく送球に当たった場合は、守備妨害とはならずボールインプレーとなります。

「ベースコーチや攻撃側選手」

・守備側を惑わす行為をした場合

・ベースコーチが走塁を肉体的に援助した場合

・ベースコーチが守備側の送球を誘発した場合

・守備側の打球や送球の処理を妨げた場合

・ベースコーチが故意に送球を妨害した場合

「審判員」

・フェアゾーンでフェアボールに触れた場合

・球審が捕手の送球を妨害した場合

「観客」

・観客が身を乗り出して、打球に触れた場合

反則打球

打者はバッターボックス内に両足を置いた状態で打撃を行わなければならない。

打撃を行う際に片足でも完全にバッターボックスの外に出ていた場合、反則打球となります。

(足がバッターボックスを示す白線に少しでもかかっている限りは反則打球にはなりません)

ファウルボール

ボールデッドと勘違いされやすいですが、ファウルボールを守備側が、ノーバウンドで捕球した場合には、ボールインプレーとなります。

捕球により、ランナーはタッチアップ等の動作が可能です。

行為落球

打者が内野にフライ等を打った際に、内野手がフライに触れた後、意図的に落球したときに適応されます。


ボールインプレーになるプレー

・フォアボール(四球)に場合
・インフィールドフライの場合

フォアボール(四球)

フォアボールはボールインプレーとなります。

守備側のすきをみて、二塁→その先の塁を狙うことができます。

インフィールドフライ

インフィールドフライが宣言された場合は、ボールインプレーとなり、ルール上はタッチアップが可能です。

また、落球してもボールインプレーであるため、ランナーは進塁を狙うことができます。


故意落球とインフィールドフライの違いについて

故意落球
インフィールドフライ
  • アウトカウント:「ノーアウト」 「1アウト」
  • 走者:「1塁」 「1.2塁」 「1.3塁」「満塁」
  • フライの他:「バント」 「ライナー」対象
  • 落球後の宣告
  • 宣告後はボールデッド
  • アウトカウント:「ノーアウト」 「1アウト」
  • 走者:「1.2塁」 「満塁」
  • フライのみが対象
  • 捕球前に宣告
  • 宣告後はボールインプレー

まとめ

「ボールインプレー」「ボールデッド」について解説しました。これらを全て覚えて野球を観戦したりすることは、大変かと思います。 なので全てではなく、まず「ボールインプレー」からだけでも、覚えておくことで、野球の見方が変わっていくとおもいます。少しでも、違いを理解していただけたら光栄です。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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